「花屋の戯言:山うどとたらの芽とこごみをいただいて」
2008年 05月 25日
長野県のある方からの注文で、近くのEさん宅へ花束を配達しました。その直後、奥様から電話が入りました。 「実際に使うのは、明日(24日)の午後4時なんですけど、このままおいておいて大丈夫でしょうか?」 「えっ?明日の午後・・?ちょっと時間がありすぎますね。気温も高いし・・・じゃあ、時間ぎりぎりまで当店の冷蔵庫で預かっておきましょうか?」 ということになり、引き取りにいきました。
翌24日、再配達しました。その時奥様が 「2度手間になってしまい、すみませんでしたねぇ。良かったらこれ、召し上がってください」と 「山うど」と「たらの芽」と「こごみ」を頂戴しました。
※私が配達したわけではありません。聞いた話です。
そこで、大好きなWikipediaで調べてみました。
うど:(独活、学名:Aralia cordata)は、ウコギ科タラノキ属の多年草。香りが強く、山菜として好まれる。夏ごろまで「若葉」や「蕾」も山菜として採取できる。日林の際など当たりのよい場所か半日陰の傾斜地などに自生するが、スーパーなどで見られる白い栽培ものは日の当たらない地下で株に土を盛り、暗闇の中で栽培しモヤシのように茎を白く伸ばして出荷する。料理の分野では前者を山独活、後者を白独活と呼び区別することが多い。
たらの芽:タラノキ(楤の木、学名、Aralia elata)はウコギ科の落葉低木樹。日本各地、東アジアに分布する。伐採跡地や林道脇など日当たりの良い山林に生える。新芽を「たらの芽」「タランボ」と称しスプラウトとして食用にされ、販売もされている。天ぷら等に調理すると美味。
こごみ:クサソテツ(草蘇鉄、英:Ostrich fern、学名:Matteuccia struthiopteris)とは、イワデンダ科の多年生シダの一種。別名コゴメ、カンソウ、ガンソウ。若芽はコゴミ(屈)といい山菜のひとつである。日本各地、北米大陸の北東部に自生する。また観葉植物として庭に植えられることも多い。5月上旬から6月中旬に渦巻状に丸まった幼葉を採取し、おひたし、サラダ、ゴマ和えなどの和え物、天ぷらなどにして食べる。
そして、今日(25日)。
”昨夜、てんぷらなどにして、おいしくいただきました。Eさん、ご馳走様でした”と、結びたかったのですが、生憎、諸事情により食することができませんでした・・・以上事の顛末です。
(画像はほんの一部です。実際には沢山頂きました。念のため。)
追記です。
夜です・・・たらの芽のてんぷら、うどの酢味噌和え、こごみの胡麻和え。みんなおいしくいただきましたー。ホントにごちそうさま!!