日本の外来生物:”ビロードモウズイカ”の話
2013年 04月 06日
そこは、2年余り前に火事になり、家の跡形もなくなった40坪ぐらいの広さです。
道路に面した一番日当たりの良いところに、面白い形状の植物が生えているのが、ずーっと前から
気になって仕方なかったんです。
大げさに言うと、荒野(砂漠)に生えたただ1本の貴重な水分!!?のような。
暖かくなって、一段と大きくなり、感動しつつ今日写真を撮りました!!
こちらです!
大きさは幅80cmほどです。高さはそれほどありません・・・
銀白色の葉は、多肉植物ほどではないが、ある程度肉厚で、ビロードのような柔らかさ、存在感ばっちりの姿が人目をひきます!
ですが、名前が分からなくて、ネットで画像検索をしまくって、ようやく判明しました。。。
”ビロードモウズイカ”
この名前がわかったのは、旬の庭さんのブログ「ビロードモウズイカの行く末は」にたどり着いたからです。
私の写真にそっくりなので、驚いたほどです!
興味津々でブログを読ませていただきました。ありがとうございます。
2m近くにもなるとは?
黄色い花も咲くらしい・・・
今後もたくましい姿を見守っていきたいと思います。。
いや、影響を受ける生物:在来植物,農作物など ともいわれるようなので、駆除しないといけないのかも?
さて、ほかのサイトもいろいろ見て回って、分かったことを少々・・・。
野の花散歩様の「ビロードモウズイカの巨体」の抜粋です。
ヨーロッパ原産の帰化植物で、明治初期、ニワタバコ(庭タバコ)の名で観賞用に導入されたものが野生化し、日本各地の日当たりの良い土手や河原に咲いている。
ヨ-ロッパの地中海沿岸が原産地で、比較的気候が似た北海道や軽井沢近辺の比較的涼しい地方の土手や河原に群生しているが、夏に時々日本最高温度を記録するこの地方の散歩道にもところどころにその2メートル近い巨体を現す。 よほど繁殖力が強いのであろう。
モウズイカは毛蕊花と書き、蕊は雄シベや雌しべの事で、この花のオシベに毛が生えている事から、モウズイカの名があり、薄青い葉に毛が密生した様子がビロ-ド(ベルベット)の布に見えるのでビロ-ドモウズイカの名が付けられた。ヨーロッパでは薬効のあるハーブとして鎮静、鎮痛、去痰等にも使われるれるそうである。
季節の花300様の「ビロードモウズイカ」の抜粋です。
胡麻の葉草(ごまのはぐさ)科。
・ヨーロッパ原産。
明治時代に渡来。
・ロケットのような形。
どんどんでかくなる。
・6~7月頃、 黄色い花が頭頂部に咲く。
遠くから見ると 「とうもろこし」の 食べかけみたい♪
・葉は、布に触るような感触で、 柔らかい毛が密生。
(「ビロード」の名の由来)。
”もうずいか”、とは 「ひげの生えている人」 のことらしい。
・別名 「庭煙草(にわたばこ)」 「マレイン」 「バーバスカム」