「花屋の戯言:母の日ギフトに印象に残ったお客様」
2007年 05月 16日
その間のとても印象に残ったお客様の話をいたしましょう。
その1:12日《土曜日朝》 真夜中に検索かけたご夫婦
開店直後に30前後ぐらいのご夫婦がご来店。
「夕べ12時過ぎてから、まだ間に合うんじゃないか?って、ネットで調べたんです!最初は家が練馬なので"練馬区 花屋”で。だけどあんまりいいところが無かった。それで、"板橋区 花屋”でお宅(ニッショーフラワーのこと)を見つけて、朝一で来ました。カーネーションだけじゃなくて他のも混ぜてセットしたいんですけど・・どんなのがいいですかね?」というわけで、いろいろ検討した結果、「赤いカーネーション、ラベンダー、スノウサンゴ」の3種をアソートすることに決定しました。
「ジャ急いでラッピングしますね。」と言いますと
「いや、同じ物を2個作ってそれぞれの母親に発送して欲しいんです。」
「エェーッ?今日発送しないと明日の母の日に間に合わないですよ。予約を箱詰めするだけでいっぱいいっぱいなんですけど・・・」
「そこを何とかお願いしますよ。頼みますよ。」
「はぁ。解かりました。ネットを見て来てくださった方を無碍にはできないですもんね。頑張ります。」
そんな流れで頑張って発送しました。有難うございました。
カーネーション・・ 母の日の定番ですね。やっぱり赤が一番です。
ラベンダー・・富良野で有名なハーブ。香りに癒されます。人気商品です。
スノウサンゴ・・実は2センチくらいのプチトマトに似た感じで、夏から冬にかけて少しずつ白からオレンジそして赤くなっていきます。
その2:12日《午後》 毎年花束を買ってくださる仲良し姉妹様
今年も13日に配達をご希望で予約に見えました。はじめは、「今年もユリを入れた花束にする」とおっしゃっていたのですが、予約されて作ってあったプードルを見つけにわかに気持ちが変わりました。
「たまにはプードルにしてみない?」
「そうね。ピンクも可愛いし、白も捨てがたい。どっちにしようか?」と悩み始めました。
「じゃあ、2匹ともセットしてみたらいいんじゃないですか?」と私。
「あっ、そうね。そうしましょう。」
ということで商談成立です。有難うございました。
※来年はこのパターンを大々的に売り出そうかしら?
その3:13日《PM9時近く》 閉店間際にご来店の男子高校生
いつもならPM7時閉店ですので、せいぜい7時半ごろまでしかいないのですが、さすがに母の日は外が真っ暗になってからもお客様がぽちぽちといらっしゃいました。最後のお客様の話です。
「遅くなっちゃったけど、まだカーネーション買えますか?姉に母の日だよって言われて慌てて買いに来たんです。」
「勿論どうぞ。どの色がいいですか?」
「赤い花で1000円分お願いします。」
赤いリボンをつけた花束を大事そうに持って行かれました。
高校生だと思います。何となくうれしくなっちゃいました。有難うございました。
てんやわんやの数日間でした、当日になって「今日配達してもらえませんか?」なんて電話をしてくださる人もいたのですが、お断りせざる得ませんでした。ごめんなさい。少しぐらい遅れてもいいからと注文してくださる方もいらっしゃいました。さすがにもう無いと思いますけど・・・
ネットでのご予約、直接ご来店等、当店をご利用くださった方、この場を借りて厚くお礼申し上げます。